公開日 2018年02月26日
? 2月15日(木),島根県立松江東高等学校において,アドミッションセンターが主催する「高校生と大学生のワークショップ」を開催しました。
このワークショップは,高校生が対話を通して,短時間で協働して課題発見に取り組む経験をすることを主な目的として行いました。また,大学生にとっては,高校生の素朴な考えに触れることで,自らを省みることを,教員にとっては,主体性や協働性の評価法?評価基準について,教員による評価と生徒の自己評価を比較し,評価の妥当性?納得性を検討する目的に実施したものです。
このたび,松江東高校の永瀬嘉之校長に全面協力をいただき,1年生1クラス37名と大学生20名がワークショップに参加し,10班に分かれ「まちの幸福度をはかる指標を設計しよう」をテーマに大学生のファシリテーターの進行により,高校生は意見を出し合い,協力しながら各班で幸福度をはかる指標を五つずつ設定しました。
この活動を通して,多くの高校生は協働する力やコミュニケーションする力が向上したと感じたようです。また,評価を担当した教員からは「ルーブリックの段階設定で評価するのが難しかった」「生徒の個性とパフォーマンスをどのように分けて評価するのか考えさせられた」といった感想が寄せられました。今後,これらの評価結果等を分析し,評価のあり方について検討を重ねていきます。
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まとめ方の説明 | ? | 発表の様子 |
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ファシリテーターの大学生からヒントの提案 | ? | アイデア出しの様子 |
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