生物資源科学部 吉岡秀和助教が国際水田水環境工学会(PAWEES)でBest Paper Awardを受賞しました

公開日 2017年11月28日

 吉岡助教が共著である下記研究論文が,国際水田水環境工学会(PAWEES)より,2017年Best Paper Awardを授与されました.授賞式は11月9日に台中市(台湾)で行われました.本論文は,“ロバスト最適化 (robust optimization)”という概念に基づき,茶畑,水田,畑地,耕作放棄地,および農業用ため池が混在する里山地域において,茶畑からの排水に対する効果的な浄化戦略の提案と実問題への適用を行ったものです.とくに,流域下流端への窒素負荷量を効果的に軽減する土地利用形態ならびに排水の分配方法について数値計算の観点から検討しています.

Mabaya G., Unami K., Yoshioka H., Takeuchi J., and Fujihara M.: Robust optimal diversion of agricultural drainage water from tea plantations to paddy fields during rice growing seasons and non-rice growing seasons, Paddy and Water Environment, 2016, Vol. 14, No. 1, pp. 247-258.

(論文URL)
https://link.springer.com/article/10.1007/s10333-015-0494-y

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