公開日 2017年09月12日
平成29年8月31日(木)~9月1日(金)に,大学等の技術シーズ(研究成果)と産業界のニーズの出会い(マッチング)を目的とした国内最大級の産学マッチングイベント「イノベーション?ジャパン2017 ~大学見本市&ビジネスマッチング~」が東京ビッグサイトで開催されました。本年は,新たに大型共同研究に向けた「大学組織展示」を加え,全国から500を超える大学,ベンチャー?中小企業等が出展しました。14回目となる今回は,超スマート社会,情報通信, 環境保全?浄化,ライフサイエンス,低炭素?エネルギー,医療,マテリアル?リサイクル,装置?デバイス,シニアライフ(高齢社会),ナノテクノロジー,防災 の11分野について,大学?公的研究機関から最先端研究の成果が展示発表され,2万人以上の企業関係者が来場しました。
島根大学からは,研究?学術情報機構 産学連携センター地域医学共同研究部門の中村守彦教授と医学部整形外科の今出真司助教が出展しました。中村教授が展示発表した「病院ヒヤリハットの横綱?点滴事故の予知防止サポーター」は,特に高齢者認知症者が点滴留置針を抜く行為を事前察知するシステムで,特許申請済みです。1日には,JST ショートプレゼンにおいて,本技術シーズの概要について平易に説明しました。今出助教は「多面的医工連携(精密工学&生産工学)による「Total Win」な骨折治療」を展示発表しました。考案した骨折治療流通システムにより,骨接合部材を必要分だけ必要な時に作製?供給できます。開発に携わった産学官の関係者が,各々の展示ブースに訪れた多くの来場者に説明?対応しました。
本件に関しては,産学連携センターにお問い合わせください。
?【問合先】島根大学研究?学術情報機構 産学連携センター地域医学共同研究部門
TEL:0853-20-2912 E-mail:cmrc@med.shimane-u.ac.jp
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産学連携センター 出展ブース前にて |
中村教授によるショートプレゼンテーション (点滴事故防止システム) |
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出展した「点滴事故の予知防止サポーター」 | 展示説明(点滴事故の予知防止サポーター) |
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整形外科 出展ブース前にて |
展示説明(骨折治療) |