公開日 2016年08月29日
ソーシャルラーニング科目の「農と食と経済」の集中講義が8月6日は島根大学、7、8日は雲南市を中心に行われ、島根大学、島根県立大学、公立鳥取環境大学から28人の学生が参加しました。
本授業は、現代社会において浮かび上がっている「食の安全」「食文化の伝承」「農村開発」「開発と環境保護」などの様々な課題に対して、農業?企業?自治体およびその連携という視点を軸に、地域の方々の働く姿勢を学生自身が学ぶことを目的としています。
今年度も昨年度に引き続き、地域住民、各団体がお互いに連携し合って郷土の振興?発展を目指している雲南市木次町を取材し、ミニドキュメンタリー映像を作成し、その映像を題材に「地域の特徴や課題」について見つめなおしました。
初日の8月6日は、島根大学大发体育にて講義及び動画作成に関する演習を行いました。講義では、雲南市地域振興課の西村健一課長をお招きし、「農業の第6次産業化」について学びました。その後、2人1組になりiPadのアプリを使い、動画作成の演習を行いました。
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2日目の8月7日は雲南市木次町にて2班に分かれフィールドワークを行いました。
木次乳業グループでは、まず大石牧場を見学し、その後木次乳業の佐藤貞之社長から農業の産業化について講義を受けました。
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奥出雲葡萄園グループでは、安部紀夫ワイナリー長の案内でブドウ畑での農作業体験やワイナリーの見学をしました。
最終日の8月8日、島根大学サテライトキャンパス雲南にて、成果発表会を行いました。
発表会では、本授業でお世話になった地域の方々の参観もあり、講義や現地調査を通じて学んだ内容を基に作成したミニドキュメンタリー映像を公開しました。学生の視点から考察した地域の特徴や課題は、改めて地域を知るきっかけになったようでした。