公開日 2015年10月30日
平成27年10月24日(土)、島根県飯南町の島根県中山間地域研究センター(中山間地セ)で、秋晴れ好天のもと、「2015 中山間フェアinい~なん」が開催されました。島根大学コーナーを設けていただき、ポスター8題を展示し説明会を行いました。この展示は、島根大学生物資源科学部が、「ミッション研究課題報告会」と位置付けているものです。島根大学からは、教員8名、学生9名、合計17名が参加しました。
ミッションとは、国立大学の学部として地域にどのような貢献ができるのかを示すというものです。生物資源科学部では「沿海?汽水域の生物資源の利活用」と「高齢化社会における豊かな農山村の創造に寄与する学術的研究」の2つに関連する教育?研究を行っています。
当日、13名で大学正門前を9時30分にバスで出発、11時過ぎに中山間地セに到着。13時まで、中山間地セ企画の「きのこがいっぱいin CHU-SAN-KANパート2」(「きのこはもっとおいしくなる」などの講演)を聴いたり、木工体験、木の実でリースつくり、搾乳体験、動物の頭骨を比べてみようなどの企画を視察したりしながら、写真のテントで、地元産品のキノコ料理などで昼食を楽しみました。
中山間フェアの様子 ポスター発表の様子
13時から15時まで本館展示場で、市民の方や、研究所のスタッフ、併設の島根県立農林大学校の生徒さんたちと交流し、ポスターセッションを行いました。エゴマ葉成分、バイオマスからのカリとリン酸肥料化、飯南地域の高糖度サツマイモ生産、ダイズの除草による根粒菌付着、杉の生産と適正な密度、島根県内微生物資源、紫外線ランプ利用によるアレルゲン除去などのテーマで、活発な意見交換が行われました。
帰途、道の駅「頓原」で地元産品の視察をし、16時45分頃無事に大学に帰着しました。実り多い秋の一日となりました。