公開日 2015年03月18日
平成27年2月1日(日)、生物資源科学部のミッション研究課題成果報告会(島根大学生物資源科学部ミッション“中山間地域活性化”および農林生産学科農村経済学教育コース“農村調査分析論”合同報告会)が、雲南市民谷(みんだに)集落センターにおいて、農村経済学教育コース2回生の通年必修科目“農村調査分析論”の一環として開催され、学生21名、地元住民20名、教員6名、計47名が参加しました。
ミッションとは、国立大学の学部として地域にどのような貢献ができるのか示すというものです。生物資源科学部では「沿海?汽水域の生物資源の利活用」と「高齢化社会における豊かな農山村の創造に寄与する学術的研究」の2つに関連する教育?研究を行っています。
報告会は、まず、“農村調査分析論”の履修生全員が「吉田町UIターンを考えるツアー」「郷土料理?特産品を活かした食文化の継承」「ITを使った情報発信に向けて」「交流センターを拠点としたイベントの可能性」のテーマ別に研究発表を行いました。続いて、保永展利講師のゼミ生が、高知県下の先進事例における拠点づくりの特徴について研究発表(ミッション報告)を行いました。荒瀬榮学部長の御礼と生物資源科学部のミッションについての説明のあと、中間由紀子助教から民谷地区における婦人会などの地域組織の展開過程に関するポスター発表(ミッション報告)がありました。
今年は積雪が少ないとのことでしたが、山々の雪景色がムーミン谷(夢民谷)を想わせる集落センターでの素敵な熱い一日となりました。?
住民の方からの地域活動の報告に熱心に耳を傾ける学生達