公開日 2014年06月17日
島根大学では松江市、地元IT企業(ネットワーク応用通信研究所)と共同で行政情報?観光情報?学術情報などをオープンデータのフォーマットに変換し地理情報システムを用いて地図上に表示できる仕組み(松江ソーシャルネットワークマップ http://map.opendata-matsue.jp/)をプログラミング言語Rubyで構築しています。また、IPA(情報処理推進機構)の進める「共通語彙データベースと」連携し、自治体などがオープンデータを作成する際等の作業を支援するツール群の構築も進んでいます。今後は集積されたデータを活用して、行政の課題解決や企業のマーケティングツールとしての活用に資するアプリケーションの開発や、集積されたデータを統計的手法によって分析することによってビッグデータ?オープンデータの活用による地域マネジメント(街づくり?健康福祉)の研究や経済効果の研究が求められます。
そこで、松江ソーシャルネットワークマップの活用と普及を目的とし、またオープンデータの活用(アプリケーション開発やビジネス活用)での先進地(福井県鯖江市)の事例に学びながら地元での利用に活かすセミナーの開催を企画します。
■日時 平成26年6月20日(金) 午後6時~午後8時
■場所 松江オープンソースラボ
松江市朝日町478番地18 松江テルサ別館2階
http://www1.city.matsue.shimane.jp/sangyoushinkou/ruby/rubycity/rabo/open.html
■概要
「松江ソーシャルネットワークマップと共通語彙データベース連携の紹介」
講師:島根大学法文学部 野田 哲夫(Ruby?OSSプロジェクトセンター長)
松江市政策企画部政策企画課政策統計室長 花形 泰道氏
株式会社ネットワーク応用通信研究所 清水 道雄氏?喜多川 豪氏
「オープンデータ利活用の現状とビジネスの可能性」
講師:株式会社jig.jp 代表取締役社長 CEO福野 泰介氏(福井県鯖江市)
■主催 島根大学(Ruby?OSSプロジェクトセンター)
共催 松江市 しまねOSS協議会
※参加無料?申込み不要:どなたでも参加できます。
●お問合せ先 野田 哲夫 TEL&FAX 0852-32-6164 e-Mail: nodat@soc.shimane-u.ac.jp