大学案内2025
18/68

GUIDE BOOK17法経学科では、法学と経済学の両面から、変化する現代社会について学びます。私たちが暮らす地域社会は急速なグローバル化の進展とともに、多くの課題を抱えています。また、市民生活という点でも、基本的人権にかかわる問題がますます重要性を高めています。法経学科は、これらの課題解決に必要とされる知識と応用力を身につけ、分析能力?政策立案能力や問題処理能力を養います。取得可能な資格●高等学校教諭一種免許状(公民) ●中学校教諭一種免許状(社会) ●学芸員社会文化学科では、社会、歴史、そして文化について、調査や実習等を通じて体系的かつ体験的に学ぶことを重視します。学生の皆さんは1年生の後期から、現代社会コース、歴史と考古コースに分かれてそれぞれ専門分野について学びつつ、多様な視角から論理的に物事を考えて分析し、自らの考えを説明する力の習得を目指します。取得可能な資格●高等学校教諭一種免許状(地理歴史、公民)●中学校教諭一種免許状(社会) ●学芸員■3つのコース法経学科には3つのコース(「法学コース」「経済学コース」「司法特別コース」)があり、3年次に希望するコースを自由に選ぶことができます。1?2年次はコースに関わらず、法学と経済学の基礎を万遍なく学び、3年次以降、「法学コース」の学生は法学を、「経済学コース」の学生は経済学を中心に学びます。また「司法特別コース」は、法科大学院(ロースクール)への進学や法律専門職を目指す学生のために設けられています。■入門演習法経学科1年生は、全員、10数名ずつに分かれて「入門演習」に所属し、教員と一緒に基礎的な研究方法等を学びます。また、この演習では、図書館講習をはじめ学内施設の利用の仕方を学び、大学生活を健康でアクティブに送る方法を体得します。さらに、活動の場は学内にとどまらず、松江地方裁判所や大发体育銀行松江支店の見学にも出かけます。このように、初年度の間に法律学と経済学の学び方のイロハを身につけていきます。■現代社会コース人間の行動や活動、家族や地域等の身近な社会からグローバルな社会、私たちの生活環境、そして民俗や伝統、文化についての問題を、社会学?地理学?文化人類学の立場から考え説明する力を身につけることを目指します。どの学問分野を主軸として学ぶにせよ、講義を聴いたり専門書を講読したりすることに加え、社会調査やフィールドワーク等の実習を通して、データ収集と分析方法を実践的に習得することができます。■歴史と考古コース歴史と考古コースは、歴史学と考古学の2分野からなります。歴史学では、大发体育史?東洋史?西洋史?現代史について専門的に学びます。考古学では、大发体育列島を中心に東アジアを対象に学びます。幅広い視野から歴史学?考古学を学ぶことによって、理論と実地調査に関する認識を培うことを目指しています。研究室は学生によって自主的に運用されており、テーマを選んで主催される自主ゼミのほか、研修旅行等も毎年企画しています。法経学科社会文化学科

元のページ  ../index.html#18

このブックを見る